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2026年 財務推移

1月から6月までの月次業績比較(金額:円)

売上高合計売上総利益販売費及び一般管理費合計当期純損失

各月の当月数値を使用。括弧内はマイナスを示します。

MANAGEMENT REVIEW

財務分析(会計の視点)

2026年1月~6月の月次損益及び2026年6月30日現在の貸借対照表に基づく分析

総合評価

会社は6月末時点で債務超過となっており、収益構造の改善が必要です。負債合計は¥60,259,145で、資産合計¥58,449,531を上回り、純資産は(¥1,809,614)となっています。1月から6月まで毎月損失を計上し、6か月間の純損失は合計(¥3,221,265)です。

経費削減だけでは十分でない可能性があります。6か月の加重平均売上総利益率は28.0%で、現在の売上規模で販管費を賄うために必要な32.5%を約4.5ポイント下回っています。売上、粗利率、固定費の三つを同時に見直す必要があります。

1~6月 純損失(¥3,221,265)
加重平均売上総利益率28.0%
6月末 純資産(¥1,809,614)
資産に占める在庫比率59.0%

粗利が販管費を継続的に下回っています

1~6月の売上高は合計¥72,466,383、売上総利益は¥20,305,047に対し、販管費は¥23,546,553でした。月平均販管費は¥3,924,426です。

現在の粗利率を前提とすると、月次損益分岐点売上高は約¥14,005,824です。実際の月平均売上高¥12,077,731との差は約¥1,928,094あります。

示唆:売上だけを追うのではなく、販売チャネル・商品別の粗利額と粗利率を基準に、価格、仕入原価、手数料及び物流費を見直す必要があります。

在庫が資金を大きく拘束しています

6月末の商品在庫は¥34,512,445で、資産合計の59.0%を占めています。在庫は帳簿上の資産ですが、販売できるまでは返済や経費支払に使える現金ではありません。

現預金は4月末の¥19,916,963から6月末の¥11,228,614へ、2か月で¥8,688,349減少しました。直近の資金減少速度には注意が必要です。

示唆:在庫年齢、販売速度、値下げ後粗利及び追加仕入の必要性を商品別に確認し、現金化を優先すべきです。

借入金は減少していますが、財務余力は不足しています

長期借入金は1月末の¥63,686,000から6月末の¥59,131,924へ¥4,554,076減少しており、返済が進んでいる点はプラスです。一方、返済は現金流出を伴い、赤字が続く状況では資金繰りを圧迫します。

示唆:少なくとも13週間の資金繰り表を作成し、営業支出、仕入、元本返済及び利息を週単位で管理する必要があります。

経営陣が優先して検討すべき事項

  1. 粗利改善計画を作る。 チャネル・商品別に売上、仕入原価、販売手数料、送料及び値引後粗利を可視化し、赤字販売を止める。
  2. 在庫を現金化する。 滞留在庫を特定し、値下げ、セット販売、仕入停止等の方針を決める。
  3. 資金繰りを先行管理する。 13週間資金繰り表を毎週更新し、借入返済を含む最低現金残高を設定する。
  4. 資本・返済条件を早めに相談する。 赤字が続く場合に備え、増資、株主借入、借換え又は返済条件変更の選択肢を社長、税理士及び金融機関と検討する。
  5. 会計上の不明点を解消する。 3月その他資産の差額、マイナス売掛金、仮受金・消費税及び3月海外売上の科目処理を確認する。

社長と確認したい主な判断事項

  • いつまでに月次黒字化することを目標とするか。
  • 追加資金が必要な場合、どの金額・方法まで検討可能か。
  • 在庫処分による短期的な粗利低下をどこまで許容するか。
  • 赤字チャネル・商品を停止する判断基準をどう設定するか。